日記
瞑想☆禅☆十牛図
ブログご愛読ありがとうございます☆
今日は天気が良くて洗濯日和になりました。
お庭の紫陽花が咲き始めました♪
夏へと変わる季節の変わり目、
どうぞお体をご自愛くださいね~。
上↑の写真は南禅寺の方丈庭園です。
お寺様やお庭に行ってぼーっとするのが好きで、
何もしてないのに充実感を感じます。
南禅寺はその名の通り禅寺です。
その禅の精神を学ぶ入門書が「十牛図」です。
先月の「十牛図」の続きです。
牛を見つけた牧人は、その牛の背中に乗って
楽しそうに歌いながら帰路につきます。
牧人も牛も元々は同じもので
「元に戻った」のですが、
牧人は自分の足で歩き探し見つけた事で
成長する事ができました。
↓
「騎牛帰家(きぎゅうきけ)」
家に戻った牧人はあれほど苦労して探した
牛のことも忘れてしまいました。
牛は追いかける目標でもあり
本当の自分でもありました。
牧人は牛は初めから自分の中にいたのだと
気づき「さとり」ました。
↓
「忘牛存人(ぼうぎゅうぞんじん)」
牧人は自分のやるべき事は何か?
幸せとは何か?を探して、
その答えは自分の中にあると「さとり」ましたが、
その「さとり」さえも忘れてしまいました。
目標や幸せに気づく事ができたなら、
あれもこれもと考える必要もなくなりました。
↓
「人牛倶忘(じんぎゅうぐぼう)」
牧人は牛を求めて旅をしてきましたが、
結局、「元に戻り」ました。
目の前の庭に花が咲いていて
旅に出るずっと前から花は咲いていたのに
気づかなかった様に。
清らかな心で見れば世界は美しく、
わざわざ旅に出る必要はありませんでした。
↓
「返本還源(へんぽんかんげん)」
風が吹けば花びらは散りますが、
だからといって、木は枯れる訳ではなく
しっかりと大地に根を張って
過ごしていけるといいなぁって思ってます。
自然を感じて心豊かに☆
いつもみんなが幸せでありますように♪
ありがとう☆