日記
十牛図☆禅☆ダルマトーク
ブログご訪問ありがとうございます☆
5月になって爽やかな風が吹き、
空には気持ち良く鯉登りが泳いでいますね~
過ごしやすい季節ですが無理をなさらぬよう
お体をご自愛下さい。
4月のダルマトークですが
禅の「十牛図」のお話をしました。
物語になっていて面白く、
ヨガの瞑想と通ずる部分があるので
ご紹介します。
今回はその前半部分になります。
ある日、牛が一頭逃げ出して
牧人がその牛を探す旅にでます。
その牛は「本当の自分」
まだ何処へ行けばいいのかも分からず
さまよっている状態です。
→「尋牛(じんぎゅう)」
牛を探す旅に出た牧人は歩き疲れて
牛の行方を色んな人に聞いたり
本を読んで調べましたが見つかりません。
何故なら
それは「他人の牛」だったからです。
ですが、牛の存在は分かりました。
→「見跡(けんせき)」
何処からか牛の鳴き声が聴こえて
ようやく牛の姿を見つける事ができました。
自分の目も耳も鼻も舌も体も心も
その感覚が牛「本当の自分」を見つける
手がかりになりました。
→「見牛(けんぎゅう)」
やっとの思いで見つけた牛はあちこちへ歩き
また何処へ逃げ出そうとしてしまいます。
その牛に縄をかけて「本当の自分」を
見失わない様にしなくていけません。
→「得牛(とくじゅう)」
牛が勝手に歩き出したり道に迷わない様に
牧人は手綱をしっかり握って
牛の前をためらわずに歩き進みます。
「本当の自分」は常に悩み迷っているもので
その姿に気づく事で
牧人と牛はひとつになります。
→「牧牛(ぼくじゅう)」
人は様々な知識や経験が増える程に
迷いや悩みも生まれてきます。
大切な事は「本当の自分」「目標」に気づき
「できる・できない」ではなく
「そうなりたい」と思う気持ちを持って
過ごしていけると良いなぁっと思っています。
この後も物語は続きます!
5月のダルマトークもお楽しみに!!
季節を感じて心豊かに♪
いつもみんなが幸せでありますように☆
ありがとう♪