日記

2021-05-01 21:30:00

十牛図☆禅☆ダルマトーク

ブログご訪問ありがとうございます☆



5月になって爽やかな風が吹き、

空には気持ち良く鯉登りが泳いでいますね~

過ごしやすい季節ですが無理をなさらぬよう

お体をご自愛下さい。



4月のダルマトークですが

禅の「十牛図」のお話をしました。

物語になっていて面白く、

ヨガの瞑想と通ずる部分があるので

ご紹介します。

今回はその前半部分になります。


ある日、牛が一頭逃げ出して

牧人がその牛を探す旅にでます。

その牛は「本当の自分」

まだ何処へ行けばいいのかも分からず

さまよっている状態です。

→「尋牛(じんぎゅう)」



牛を探す旅に出た牧人は歩き疲れて

牛の行方を色んな人に聞いたり

本を読んで調べましたが見つかりません。

何故なら

それは「他人の牛」だったからです。

ですが、牛の存在は分かりました。

→「見跡(けんせき)」



何処からか牛の鳴き声が聴こえて

ようやく牛の姿を見つける事ができました。

自分の目も耳も鼻も舌も体も心も

その感覚が牛「本当の自分」を見つける

手がかりになりました。

→「見牛(けんぎゅう)」



やっとの思いで見つけた牛はあちこちへ歩き

また何処へ逃げ出そうとしてしまいます。

その牛に縄をかけて「本当の自分」を

見失わない様にしなくていけません。

→「得牛(とくじゅう)」



牛が勝手に歩き出したり道に迷わない様に

牧人は手綱をしっかり握って

牛の前をためらわずに歩き進みます。

「本当の自分」は常に悩み迷っているもので

その姿に気づく事で

牧人と牛はひとつになります。

→「牧牛(ぼくじゅう)」



人は様々な知識や経験が増える程に

迷いや悩みも生まれてきます。

大切な事は「本当の自分」「目標」に気づき

「できる・できない」ではなく

「そうなりたい」と思う気持ちを持って

過ごしていけると良いなぁっと思っています。


この後も物語は続きます!

5月のダルマトークもお楽しみに!!



季節を感じて心豊かに♪

いつもみんなが幸せでありますように☆

ありがとう♪